『 ナチュラルライフ 』のスタッフブログです。
現場の様子や日々の出来事など書いています。
スタッフそれぞれの楽しいブログをお楽しみください♪
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想い出作りの真っ最中

メイドイン🗾ジャパン🗾!
 

とても力強くて大好きなワードです。
今朝のガッ○リマンデーを観ていて、日本の技術のすごさを改めて実感しました。
木箱同等の強度を持った段ボールができてしまうとは。。。

 

こんにちは♪
日曜朝はガッ○リマンデーとEテレの園芸番組を観ている水野です。

 

メイドイン・ジャパンも良いですが、「メイドイン・自分」ってもっと良いですよね。
ご自身の家族が住まうお家創りにたずさわれれば、それはもう立派な家族イベント。
完成したらお友達を招いて、自慢したくなること必至です。

 

昨日9月29日、ナチュラルライフでお家を創っているI様邸にて、
お家の仕様を決めていくお打合せをさせていただきました。
ご家族全員がそろって、制作最中のお家へ入り、職人さんと一緒に進行していくお打合せ。

 

ご主人と奥様をよそ目に、小さな住人達はキャッキャしながら、完成途中のお家の中を探検です👧👦

 

現段階ではお家の壁には何も塗られておらず、壁材がむき出しの状態。
「へぇ〜、こうやってできていくのかぁ〜」と感心してしまう画ですね。
これからこの壁を、ナチュラルライフが大得意とする、自然の質感あふれる塗り壁で大変身させてしまうのです!
更に刺激される想像力。これがあるから「一緒に創り上げるお家」は魅力的!

 

昨日の投稿記事にもご紹介いたしましたように、塗り壁とはまさに職人さんが制作中のお家で、
知識と経験でできた「神の手」で、繊細に丁寧に生み出す芸術作品✨✨✨
つまり工場生まれのテンプレ生産とは真逆の、「世界にひとつしかない」表情です。これは贅沢!
何といっても壁紙ではないので、無機質な「つなぎ目」が無い!
ホンモノが光る、魅せるお家のテクニックです。

 

さて、「仕様のお打合せで塗り壁について何を打ち合わせるのか?」と疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。
答えはズバリ、塗り壁の「塗り方」を決めていくのです✨
サラっと言いますが、これは実はすごいことなんですよ。
出来合いのサンプルから探して当てはめるのではなく、ゼロから生み出すのですから。
(どこかのダッシュ的なアイドルグループならば素材作りの砕石からやるのでしょうけど…)
前述の通り「その場で生み出す作品」なので、これができてしまうんです。

 

そしてそのお打ち合わせは、メチャメチャ重要⚠⚠⚠
塗り壁のヴィジュアル魅力は、何といってもその表情。
表情というのは、職人さんがコテで塗りつけた際にできるエンボス状の模様です。
オシャレなカフェやレストラン、アパレルショップなどで目にしますね。
凹凸の差が大きいほど荒く、小さいほど滑らかな表情になり、その調整は自由自在。
魅せ方によってその空間全体の雰囲気がガラリと変わるので、お打ち合わせは絶対に欠かせないという訳です。

 

様々な議論に発展し、I様は「程よく模様を出す」という結論にたどり着きました。
壁紙使用の壁が多い昨今、塗り壁の凹凸模様の標準なんて、なかなかわかるものではありません。
最初は「控え目な凹凸模様」をご希望なさったI様。
しかし職人さんが、逆転の発想「思いっきり荒くした凹凸塗り」をその場で披露したところ、
当初の「程よく模様」ではちょっとものたりないという事に気付かれました。
I様の感性が合致した瞬間です🙌🙌🙌

 

お家の中と外とでは、同じ塗り壁でも素材や塗り方は別々。
その両方について答えを見つけられ、一安心といった表情のI様ご夫婦でした。

その後ご家族皆さんで、職人さんから道具を借り、塗り壁の実技体験🎁🎁🎁

ひとつの作品を仕上げることの大変さを体験できるのは、お家への愛着に直結するというものです。
そして何より、ご家族の大変貴重な一大イベントとして、想い出に刻まれたことでしょう。
ここにまたひとつ、「メイドイン・自分」が誕生しました♪

 

 

お家創りは、建てれば完成です。
それ以上でも、それ以下でもありません。

しかし、人が住まう前提では未完成です。
考え・悩み・喜び・笑いを引き起こす元、
目に見えない要素が宿ってこそ、完成と言えるのだと思います。


I様ご家族には、とても良い時間を共有させていただいたことに、
心より感謝申し上げます。